[写真]『桜の森』チラシ

8/17夜『桜の園』

PARCO劇場『桜の園』演出:ショーン・ホームズ 初チェーホフかつNO予習の身には、オーソドックスな演出で観たほうが良かったかもしれない。レベル上げしてからまた来ます…の気持ち。 ロシア文学×建設現場風セットが、ある馬に続いて今年2件目なんだけどwhy?(作業着や防護服演出に身構えがち ってツイート

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[写真]『兎、波を走る』館内掲示ポスター

6/20夜 NODA・MAP『兎、波を走る』

1985年8月の群馬上空や1995年3月の東京で起こったこと、そこに当事者がいたことを、物語化しすぎずに(←重要)突き付けるのがうまい… 2階最後列で観ると、客席が静まり返って役者の言葉に集中しているのが感じられて、これはこれで良き。「演者と私」ではなく「演者と私たち」 さすがに力技すぎない?とか、

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5/26夜『ファッション・フリーク・ショー』

『ファッション・フリーク・ショー』5/26夜 ゴルチエの半生をテーマにしたレビュー?ダンスショー? 衣装はもちろん全て(過去のコレクションを含む)ジャン・ポール・ゴルチエ …行くでしょ。 先日の東京現代美術館でのディオール展が手仕事堪能系とするなら(これはこれで非常に得難い機会で、展示方法も含め素晴

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[写真]『ミュージカル COLOR』会場内掲示ポスター

ミュージカル『Color』

ぼく(成河)、母(濱田めぐみ)、その他の人々(浦井健治) 前過ぎない列のサイドブロックのセンター寄り通路席で。 キャスト以外まったく興味わかない系だ…と観に行って、本当にnot for meだった。 ハイパー歌唱力とピアノとハコのバランスにピントを合わせられず、音楽にも物語にも色を感じとれず。 濱め

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世田谷パブリックシアター『検察側の証人』

ネタばれあり。 原作はアガサ・クリスティの法廷劇。 裕福な老未亡人殺害の疑いをかけられた青年レナード。 レナードに不利な証言をする妻・ローマイン。 レナードは老婦人を本当に殺したのか、妻はなぜレナードに不利な証言をするのか? …というのが、2度3度のどんでん返しで終幕する。 面白く見たけど、ラストが

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世田谷パブリックシアター『森 フォレ』+ポストトーク

ミステリやバディもの冒険譚のようでもある、8代にわたる年代記。上演時間約3時間40分(休憩2回を含む)。 WWIやダッハウ、ベルリンの壁崩壊等々時代を行き来して複雑だけど、見応えがあった。 最後の種明かしで、血の呪いが断ち切られたことへの安堵と、ミッシングリンクが発見されて、物語が新しい関係性で繋ぎ

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新国立劇場『反応工程』

『反応工程』 戦時中が舞台の作品、貧乏だし鉄拳制裁だのの古臭い価値観が横行してるのを観るのが割とつらくて、 つくづく現代に生まれて良かったと噛みしめることになるけど、そういう価値観・行動様式が実は全然いまも息づいてることも同時に気づいてしまうので、やはり陰鬱な気持ちになる。 フルオーディションと聞い

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NODA MAP第24回公演『フェイクスピア』

野田秀樹の頭の中はどうなってるんだ…?? 綺麗な言葉の花びらがたくさん降るな〜と眺めてたら、ある瞬間にそれが血や骨・肉塊に変わって、それらは最初から花びらなんかじゃなかったんだと気づいたのが『キル』(2020年にベルギー演劇祭?の配信で見た)。 今回も、シェイクスピア劇とイタコの口寄せの言葉の煙に巻

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『スリル・ミー』松岡広大×山崎大輝ペア (5/5高崎、配信)

良い意味で裏切られたペア。 実年齢が近いのは、やっぱり大きなアドバンテージだと思う。 今回の3ペアの中ではいちばんスタンダードで、見やすいと思った。 ■5/5高崎芸術劇場 松岡広大×山崎大輝 23歳×25歳のペア。わかい!! 松岡くん→髑髏城の七人(下弦の月)で見た。下弦は1度(+LV)しか見てない

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2021/1/24 ミュージカル『パレード』(再演)

石川禅さんや坂元健児さんの歌が大変に魅力的で「ミュージカルにおける歌うま=説得力だよなあ。現代でもこうやって巧みに扇動する人がいるんだろうな」と思って見てたけど、まさにそここそがキモだったのかも。 そしてオープニングとエンディングで出てくるのは群衆であって、レオやルシール、ドーシーといった個人は出て

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