今井麻美×福士誠治（MISSION） プラネタリウム朗読劇 「Over the Galaxy〜メッセージ〜」＠多摩六都科学館
『スリル・ミー』の亡霊として行ってきた。
今井さんは、アイマスやシュタゲなどに出演してている声優さんで、高音ボイスが特徴らしい。
おお、それは福士誠治さんの低い声と合わないはずがない…(スリル・ミーの亡霊)
当選したあとになって、録音した音声と言うことを知ってちょっとがっかりしつつも、ご本人もいらっしゃるし!!と行ってきました(投影用の映像と合わせなきゃいけないもんね)。
前説→上映→トークという構成の中で、通常のプラネタリウムの投影タイムがあったり、スペシャルゲストがガチ宇宙クラスタだったりで、朗読劇ではなく宇宙クラスタ向けイベントに行ったような…？(笑)
なぜ私は福士さん目当てに来たイベントで、冬の大三角の説明や、軌道エレベーターの実現性についての話を聞いているのか…？(笑)
その話自体は面白かったけど、これでいいの？(笑)
朗読劇のほうは、プラネタリウムだとこうなるのか…なるほど、という感じ。
ちょっと取り乱して「死にたくなぁい」モードになる福士さんの声と低音ボイスを堪能できたので、満足。
ただ、ふわふわパーマ髪にあごひげ、白ノーカラーチェスターコートにラウンドネックTシャツ+アンクル丈パンツ、という出で立ちからは、彼の片鱗すら窺えなくて、役者さんへの尊敬の気持ちと、”彼”はもうどこにもいないんだという喪失感と、パーマ当ててイメージ変えて正解だよね(“彼”の面影を探してしまう人が私以外にもいるはず)という納得とで、全体的にはロスが再燃。
福士さんについては、中の人ももちろん好きだけど(エースも兵庫も格好よかったし)、とにかく福士彼が好きという枠なのだと思う。今のところは。
今井麻美さんは第2検索ワードが「かわいい」であることに納得の41歳でした。
み、見えない…ようでいて、ざっくりばっさりMCをする姿にはキャリアを感じさせるものがあり…もちろんいい意味で。
以下だらだらと長めの雑感
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整理番号がなかなかに良い番号だったので、2列目に座れてラッキー(しかも運良く福士さん側!)
今井さんのプロデューサーとMISSIONのブロデューサーである2人のハマダさんの前説からの、お2人登場。
上映タイムでは、まずは普段投影しているもののショートバージョンを、ということで生解説で近隣の星空。
このイベントが終わる時間の南の空なので、出てから空を見上げてね、という行き届いた演出。
田無タワーは都内で3番目に高い塔ということで「1番と2番はあれとあれです」とお姉さん。
名前を言えないあのタワーw
オリオン座の3つ星を起点におおいぬ座、こいぬ座で冬の大三角、
3つ星を左下(?)に伸ばしたところにある明るい星がシリウス、というのは覚えた。
通常投影ショートバージョン→開演までに間がある→福「ドキドキしといてくださいね。これはトラブルではありません」
朗読劇のシナリオは祁答院慎さん。
宇宙の果てを目指す片道飛行に唯一手を挙げた宇宙飛行士コウセイ(声：福士誠治)だったが、地球を離れるにつれ通信に時間がかかるようになり、コールドスリープを何度か繰り返して歳を取らないコウセイと地球との時差が広がっていく。ついには地球自体が消滅、宇宙船自体も船体に異常をきたし始めて…天涯孤独の身だからと志願したが、おれは、本当は誰かに止めて欲しかったんだ…。
音声だけで進行することもあって、話はゆるめ。
最終的に量子力学の平行世界にたどり着いて、旅のお供をしていたA.I.(声：今井麻美)は飼い猫の人格を学習したもので云々、というややハッピーめの…コウセイがなんらかの安らぎを得ての終わり方でした。
単に作品の満足度として考えると、もう少し物語の密度が高いか(とはいえ声とドーム用映像だと難しそう)、がっつり向き合っての演技(2人別録りっぽい)があると良かったかな。
SF基礎知識が必要なのか、逆にSF的にはゆるゆる設定なのか判断がつかない…。
上映後トークのスペシャルゲストにガチの宇宙関係者。
福士さんの質問「いつ頃宇宙旅行に行けますか？費用は？」に対して、
宇宙旅行は何度かリユースできるシャトル型での宇宙旅行なら、もっと安くできるかも、軌道エレベーターならもっと安く上がるけど、どれだけ長いカーボンナノチューブを作れるかという技術的な問題がある、とのこと。
宇宙ガチな話→福「みなさん、ホンモノですよ」
「暗い話やな」「小さいな！」とだいたいツッコミに回る福士さんw
あの場のトークを聞いていた限りでは、MISSIONの濱田Pが宇宙クラスタなことからの企画、今井さんはちょっと宇宙クラスタっぽい印象。
全体的に科学館ひとり勝ちなイベント？(笑)