6/30 髑髏城の七人season鳥(1回目その1)

花が散って鳥が羽ばたきました。
IHIステージアラウンド東京の1年間ロングラン公演のシーズン2、鳥髑髏。
開幕して4ステージ目と割と冒険。
座席位置は、真ん中列あたりの、どセンター。
前シーズンにあたる花髑髏があまりにも好みすぎたので、ちょっと不安になりつつ…

とかなんとか真面目に書いてみたけど、なんだか病みそうだったのでさくさく書く。

『髑髏城の七人season鳥』は歌あり踊りあり!

…わたしの苦手な新感線だー!!!(笑)

歌って踊ってギャグがあって…ってのが、もともとの新感線なんだと思う。
で、それが苦手だから、新感線ファンと自称できないなあと自嘲気味に思ってるところが、私にはある(笑)。

でもって、好みの問題もあるとはわかっていつつも、ネットで見る評判と自分の印象があまりにも違っていて、自分の受信感度の低さが嫌になっちゃう舞台でもあったよ鳥髑髏。
もしかして私が回っていたのは、遊園地のティーカップだったのでは…。
それでも、あと3回(ライビュ含む)は見るので、いまの感想をメモっておこうと思う。

今月4回目のステアラにして鳥髑髏初見。
映像は進化していたし、衣装も華やかで、太一蘭兵衛は美しく、未來天魔王は案の定予想外の方向(変な日本語)。
過去の髑髏城に比べると、かなりさくさく進む鳥髑髏は、全体的に薄くて、色々なことが唐突に思えた。

理由の1つは、私がミュージカルとギャグの要素が好きではなくて、かつ理解力が低いせい。
観たいものと違う形が来るとつい拒否気味モードになっちゃっうなあと反省してる。
冒頭シーンとか、ステアラ初見時の「こうなったらいやだなあ」そのものだったし、
こういう歌って踊ってギャグがあって〜ってのが、元々の新感線なのだろうなーとは思っていて、でもそれは私は苦手なんだよなーと苦笑という自嘲というか。

もう1つは、これ解体再構築中だよね?
当初は4時間超えるかもと言われていて、7/25マチネの上演開始時間が発売後に1時間繰り上がったのもその長さのせいじゃないかなんて言われてた。
(※4時間超えるかもは公式もしくはそれに近い筋からの話だった気がするけど、基本的にソース不明)
それが 前 日 に ようやく発表されてみれば休憩込みで3時間30分と、花髑髏と同じ。
何かあった?

歌と踊りで尺を使うのに、それはちょっと無理じゃなーい?
そこまで歌えるメンバーでもなくなーい?
そもそもあの劇場の音響で歌うのは厳しくなーい?
歌ってないで、おもしろいことやってないで、説明して〜!!歌うなら説明パートも長くして〜!!
捨之介以外も新要素のキャラが多いんだからさぁぁぁぁぁ〜!!
なんでこんなに好評なのか分かんないよー。

ネタバレなしここまで。 追記ではネタバレありで。

今回は、それぞれがそれぞれに傷を抱えてて
・捨之介…村を襲う野武士(天魔王の部下だった)と戦っていたせいで、本能寺に駆けつけるのが遅れた
・天魔王…殿の最期を看取ったが、遺した言葉は蘭兵衛に向けたものだけ。
・蘭兵衛…天魔王から聞いた殿の言葉に従って髑髏党に付いたが、実は殿の最期の言葉は「森蘭丸であったことなど忘れて生きよ」だった皮肉
天魔王が蘭丸にネタばらしをする…花で言うところの「お前は騙されていたんだよ!!(ぴょーん)」シーンは、天魔王の切なさと、蘭兵衛の皮肉な展開にぞくぞくしたんだけど、全体的に捨・天・蘭の因縁が薄そうだった。

もともと別々に働いていて、信長に対しては思うところがいろいろあっても、お互いの関りは少なかったのかな?と。
蘭兵衛と捨之介、無界屋でちょこっと顔を合わせただけで、「いい街だな」のやり取りも無かったし。
花髑髏の「この人たちぜったいヤってます!!同じコマにいたし!!」って言いたくなるような濃密な関係ではなさそう。

花髑髏の天魔王は、信長に仕え始めた当初から捨之介と蘭兵衛に色々思うところがありそうだけど
鳥髑髏の天魔王は、本能寺で蘭兵衛に興味が向いたのかもしれない。

つか、あの天魔王の聖職者喋りは何なんですか!!!いいぞもっとやれ!!!
あの狂信者っぽい雰囲気とビジュアル、蘭兵衛相手だと普通になるのはなんでなんだろう?と思うし、もっと堪能したかった。
口説きシーンも、蘭兵衛のビジュアルと相まってとても美しかったよね…宗教画かな…?_(:3 」∠)_
ワカドクロもそうだけど、未來天魔王は妙に南蛮かぶれなスタイルになるのがちょっと面白いし似合ってる。

以下箇条書きで思いついたことを適当に。

◆捨之介/阿部サダヲ
今までとは全く違う捨之介で、これはこれでアリだと思ってるんだけど、沙霧が惚れる要素がわかんない〜。
アラフィフで捨之介は大変そう…!!

◆無界屋蘭兵衛・森蘭丸/早乙女太一
ワカドクロ蘭兵衛は大正義だったと思ってる。
今回も長い銀髪がここまで似合う人もそうそうおるまいというビジュアル。
それが却って安っぽく見えちゃうかの微妙なラインな気もしたし、全体的に軽くて…蘭兵衛がわからない〜。
下手側の視界が遮られがちで、蘭兵衛が良く見えてなかったのが今回の敗因かもしれない。

◆天魔王/森山未來
ですます調で聖職者っぽい天魔王!!そう来たか!!
このひと、本能寺前まではどういう人だったんだろう。
蘭兵衛に執着してるのは、本能寺エピソードのせいだったりするのかなーなんて。

あの衣装で殺陣やってるのすごい。
マントの翻しっぷりもさすがですカルマ王子…!!
でも出番少なくて悲しい…。

◆極楽太夫/松雪泰子
五右衛門ロックでは存在感があったと思うのだけど、GVGも今回もなんだか苦手…。
台詞のトーンが安定してないから?

なんで兵庫についていこうと思ったんだろう?
花髑髏の蘭兵衛と極楽に説得力がありすぎてさあ…。

◆兵庫/福田転球、少吉/少路勇介
この2人の関係も親子と新しくなってたのが面白かったなあ。
ただ、観てて新要素疲れしてきたのと、キャバ嬢に入れあげるオッサンを連想してしまってちょっと辛かった…。

◆沙霧/清水葉月
花の沙霧のアクション能力が素晴らしかったので、けっこう不安に思ってた沙霧。
「沙霧と捨之介」というセットとしては、それなりにエピソードがあって、身長差も可愛かった花髑髏のほうが断然納得できるけど、役者さんとしては嫌いじゃない。
最後に家康と相対してるあたりの声を聴いて、もっと頭脳派っぽい役を見てみたいと思った。
衣装がとても可愛いよ…。いいよいいよ…。

あ、「この城はあたしの庭だ!!」は、花ワカの足ドンのほうが好き。

◆渡京/粟根まこと
裏切り三五じゃなくて裏切り渡京。
アオはもちろん、小説版を思い出しながら見てしまう(けど思い入れはない) 。

◆贋鉄斎/池田成志
成志さんの出演作ってあまり見たことないのだけど、贋鉄斎が出てくると何となくほっとするのは声のせいなのかな。
一昨年のGVGのおかげで、元ネタが分かってありがたいw

粟根渡京も成志贋鉄斎も台詞が説明口調だから、必要な説明はないのに、要らない能書きはくどくどと長いのが鬱陶しいというか過剰で面白いというかw

あー、確かに花髑髏の蘭兵衛が、いちばん小説版に近いのかもね。
あの下種い台詞は、山本耕史にこそ言ってほしい…。
(でもって後ろで成河天魔王がニヤニヤしててほしい)

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